新型コロナウイルスの感染拡大も適用される?結婚式の保険

結婚式

私達夫婦は2020年4月5日に結婚式をする予定です。新型コロナウイルスの感染が拡大する中ですが、万が一結婚式をキャンセルした場合に結婚式のキャンセル費用を補償する保険が適用されるのか改めて保険内容を確認してみました。

ウイルスの感染拡大だけでは適用されない

最初に結論を述べてしまいますが、どれだけ感染力が強い感染症が流行していようと、ただ「流行している」という状態だけでは結婚式の保険は適用されません。

コロナウイルスの恐ろしさが連日報道されているので、そこに注目してしまいがちですが、風邪やインフルエンザの流行だったらどうでしょう?学校や会社で風邪が流行っているからといって、新郎新婦も参列者も元気なのに保険が下りるイメージは無いですよね。

(2020年4月9日追記)

(2020年4月9日追記)
あそしあ少額短期保険さんより、4月3日に新型コロナウイルスへの対応に関するQ&Aが発表されております。それによると、政府要請やロックダウンによる延期やキャンセルであっても対象外と記載されております。感染者と接触したことによる自宅待機も対象外とのことです。感染による本人や親族の入院や死亡の際の保証は新型コロナウイルスに限らず他の病気やケガなどと同じ対応のようです。
延期によって日程が変わった際は書類を送れば補償期間も延長してくれるそうです。挙式日を過ぎてしまっていても変更後の日が証明できればよいそうなのであきらめずに送ってみましょう。
【よくある質問】結婚式総合保険 新型コロナウイルス対応について

では、どんな場合に結婚式の保険が適用されるのでしょうか?

結婚式の保険とは?

結婚式の保険とは、入院や自然災害の不測の事態の発生により結婚式を中止した場合の費用を補償する保険です。キャンセル費用だけでなく、挙式当日の衣装や会場を破損した場合の修理費用、招待客が救急搬送された場合の費用を補償する保険です。

結婚式の保険
結婚式の保険

「結婚式の保険に入っている」と言うと、「そんなのあるんだ!」という反応をされることが多いので、結婚式の保険はまだまだ世の中には浸透していないと考えられます。私達夫婦の場合は、あそしあ少額短期保険の結婚式総合保険に入っていますので、その例を紹介します。

結婚式の保険の補償は?

挙式までのキャンセル費用の補償

式当日の入院・自宅待機

式当日に新郎新婦のうちいずれかが病気やケガで入院している場合もしくは医師による待機指示を受けている場合によるキャンセルが補償されます。

例えば、現在感染拡大中の新型コロナウイルスに新郎新婦のいずれかが感染して入院している場合や、妊娠中の新婦が切迫早産などで自宅で安静にしているよう指示されている場合が該当します。

新郎新婦以外の親族や友人の病気やケガについては補償されません。たとえ参列者の間で新型コロナウイルスやインフルエンザが蔓延していたとしても補償されないため、キャンセル料は全額新郎新婦が負担することになります。

身内や新郎新婦の7日以上の入院

新郎新婦本人、新郎新婦の両親、新郎新婦の子供が7日以上継続して入院したことを理由としたキャンセル費用が補償されます。

例えば、妊娠中の新婦のつわりが悪化して入院することになった場合に、子供が生まれてから結婚式を挙げようと延期した場合に補償されます。

身内や新郎新婦の死亡

新郎新婦本人、新郎新婦の両親、新郎新婦の子供、新郎新婦の兄弟が亡くなったことを理由としたキャンセル費用が補償されます。

地震・台風・火事などの災害

火災・破裂・爆発・風災・雪災・地震・噴火・津波により、新郎新婦のうちどちらかの家屋が半壊以上、または家財に100万円以上の損害が生じたことを理由とするキャンセル 費用が補償されます。

結婚式当日の補償

式場の設備・備品を破損、汚損したときの補償

天井・壁・床・屏風・カーテン・絨毯・テーブル・椅子・その他調度品・照明設備・スクリーン・映像投影装置・音響装置の破損や汚損した際の修理費用や弁償費用が補償されます。

レンタルしている衣装を破損したときの補償

式当日にレンタルしたドレスやタキシード、着物などを破いてしまったり、付属品を壊してしまった場合に補償されます。

ただし、汚しただけの場合や友人からレンタルしている場合は補償されないので注意が必要です。

式の開催中に参列者が救急搬送された時の補償

結婚式のゲストが急性アルコール中毒になったり、急な体調の変化による救急搬送の際の費用が補償されます。

式の後、当日中に新郎または新婦が入院したときの補償

式の後、新郎新婦の病気などを理由とした当日中の入院の費用が補償されます。例えば、食中毒などが当てはまるかと思います。

新型コロナウイルスで結婚式をキャンセルする場合の補償は?

冒頭でも述べたように、「流行しているから」という理由だけでは結婚式の保険で補償されません。補償されるとしたら、新郎新婦もしくはご家族の方が感染して入院している場合などに限られます。もし、新型コロナウイルスの感染拡大が心配で結婚式をキャンセルする場合は新郎新婦がキャンセル費用を全額自費で払うことになります。

ホテルの予約と同じように、挙式日が近くなればなるほどキャンセル料は増えてゆきます。式場にもよりますが、挙式まで2か月を切っているとほぼ全額がキャンセル費用として請求されます。その額は平均で400万円から500万円ほどになります。

ですので、感染が心配だから自分は欠席するという判断をするのは自由ですが、新郎新婦や挙式を予定されているご家族に安易にキャンセルを勧めないようにしましょう。また、直前のキャンセルは一人分であってもキャンセル料がかかりますので、欠席するとしてもご祝儀はあげるなどの配慮をするとよいでしょう。

結婚式の保険に加入するには?

クレジット決済なら挙式の45日まえまで結婚式の保険に加入することができます。新型コロナウイルスにかぎらず、病気やケガ、妊娠、当日の事故をたった数万円で補償することができます。これから挙式を予定している方は加入することをおススメします。

プラン

プランAプランBプランC
保険料5万円3万円1万円
キャンセル補償限度額850万円500万円150万円
挙式当日補償
(プラン共通)
・修理費用補償金(式場設備・備品):100万円
・修理費用保証金(貸衣装):30万円
・招待客救急搬送見舞費用補償金:ひとりあたり1万円 ※最大20人
・新郎新婦入院一時金:ひとりあたり10万円
・修理費用補償金(式場設備・備品):100万円
・修理費用保証金(貸衣装):30万円
・招待客救急搬送見舞費用補償金:ひとりあたり1万円 ※最大20人
・新郎新婦入院一時金:ひとりあたり10万円
・修理費用補償金(式場設備・備品):100万円
・修理費用保証金(貸衣装):30万円
・招待客救急搬送見舞費用補償金:ひとりあたり1万円 ※最大20人
・新郎新婦入院一時金:ひとりあたり10万円

申込方法

「佳き日のために」公式サイトから申し込むことが可能です。

  1. 申込フォームに入力(名前・住所・挙式日・式場などを登録)
  2. 支払い方法を選択(クレジットカード・コンビ決済)
  3. 保険証書を郵送で受けとる