【実録】排卵検査薬を使って妊活してみた

妊活

妊活をはじめて5ヶ月目に突入。・・・しかし、20代でありながら授かる気配がなく、アプリでの排卵予測に加えて排卵検査薬を使って正確なタイミングを捉えて妊活を行うことにしました。排卵検査薬の使い方や結果についてレポートしてゆきたいと思います。

この記事には排卵検査薬の結果の写真が掲載されています。苦手な方はブラウザバックを推奨いたします。(直前にも警告を出しておりますので途中までお読みいただくことも可能です)

排卵検査薬とは

排卵検査薬は妊活をする人が妊娠しやすいとされる排卵日の約1日前を予測する検査薬です。尿の中に含まれるLH(黄体形成ホルモン)の量の変化を捉えて、陽性または陰性でホルモンが含まれているかどうか判定します。使い方は妊娠検査薬のように、排卵検査薬に尿をかけて5分置いて、陽性の線が出るか否かで判断します。

排卵検査薬dotest

排卵検査薬を使おうと思ったきっかけ

私たち夫婦は2020年4月に挙げる予定だった結婚式をコロナで1年延期し、2021年4月に挙式しました。挙式直後から妊活をはじめ、今月で5ヶ月目となりましたがいまだに授かることができていません・・・。

避妊をしないで夫婦生活をした場合、1年以内に80%のカップルが子供を授かると言われており、20代のカップルの場合は半年妊娠しない場合は対策を検討する必要があると言われています。私たちは二人とも28歳で、20代のカップルですがその半年目をまもなく迎えようとしていて焦りが出てきました。20代で一人出産するのが目標なのですが、今からの妊娠だと29歳での出産となりタイムリミットが迫っています。

私はピルを辞めた直後など特殊な条件が無い限り、小学生の頃から生理周期が乱れたことがなく、排卵日が予測しやすい体質です。また、結婚してすぐにブライダルチェックをして妊娠できる状態という確認ができていますし、その後の健康診断での婦人科検診でも異常は無いと言われています。夫も男性のブライダルチェックを行い、精子の量や濃度・運動率に問題がないことが確認されていて準備はバッチリですし、タイミングも取れています。しかし、何ヶ月経っても授かれないのです・・・。

アプリを使って排卵日を予測して、その前後にタイミングを取るようにはしていたのですが、もしかすると排卵日がずれているのかもしれないと思い排卵検査薬を使うことにしました。

排卵検査薬の使い方

妊娠検査薬を使ったことがある方であれば同じような流れだと思っていただいて構いませんが、尿をかける秒数や検査完了までの時間が少々異なりますのでその点にご注意ください。尚、以下の使い方パートではロート製薬のdotest(ドゥーテスト)の使い方について解説します。他メーカーのものを使用する場合は、その商品の説明書にしたがってください。

1.キャップを開け、反対側につける

個包装のパッケージを開け、キャップを開けます。外したキャップを採尿部の反対側にカチッと音がするまで差し込み、持ち手にします。

2.採尿部に2秒間尿をかける

排卵検査薬を手で持ち、採尿部に尿を2秒間かけます。紙コップなどに入った尿に採尿部をつける場合も同様に2秒間つけます。5秒以上つけると正しく判定できなくなるので注意しましょう。

採尿部

3.水平にして5分間待つ

キャップを閉め、排卵検査薬を平らなところに置き、5分待ちます。5分立つ前に「尿量確認」の線が出たり、【判定】の線が出てくることがありますが、必ず5分経つまで焦らず待ちます。(妊娠検査薬が1分ほどなのに対して長くなっているので注意!)

4.検査結果を判定

基準線と判定線を比較して、陰性か陽性か判定します。

基準線より判定線の色が濃い、もしくは同じくらいの時は陽性。基準線より判定線が薄い、もしくは線が出ていない時は陰性となります。参考としてパッケージの解説の写真を掲載しますが、次のパートで実際に私が使って見た時の写真もありますので参考にしてみてください。

排卵検査薬での陽性陰性の判定
排卵検査薬での陽性陰性の判定

排卵検査薬の結果

本来は生理予定日17日前から使うのが正しい使い方なのですが、私が排卵検査薬の購入を思い立ったのが少々遅かった関係で、アプリで予測された排卵日からの利用となってしまいました。しかし、3日間で結果に差が出たので掲載したいと思います。

排卵検査薬の結果の写真が掲載されています。苦手な方はブラウザバックを推奨いたします。

15日前(アプリで予測した排卵日当日)の排卵検査薬

15日前の排卵検査薬(陰性)
15日前の排卵検査薬

排卵検査薬は【基準】と書いてある基準線との濃度の比較で陽性か陰性が見るのですが、アプリで排卵日と予測されている日は線は出ているものの基準線より薄くなっており「陰性」となります。陰性ということはすでに排卵された後、もしくは排卵前ということになります。本来はもっと前から検査し始めなければならなかったのですが、このタイミングの陰性が排卵前なのか排卵後なのかわからなかったので、念の為タイミングとりつつ翌日も検査しました。

14日前(アプリで予測した排卵日翌日)の排卵検査薬

14日前の排卵検査薬(陽性)
14日前の排卵検査薬

アプリで予測された排卵日は過ぎてしまっていますが、まだ完全な陰性を確認していないので引き続き検査します。全体的に薄めに見えますが、前日よりは濃くなり基準線と同じくらいの濃さになりました!「陽性」と言えるでしょう。アプリで予測されていた排卵日は15日前でしたので、それに従うと17日前-16日前にタイミングを取ろうと考えますが、実際には14日前と少々ずれがありそうです。1日違うだけでもタイミングの取り方が変わるので排卵検査薬を使って妊活したほうが確率が上がりそうです。

13日前の排卵検査薬

13日前の排卵検査薬(陰性)
13日前の排卵検査薬

前日とは打って変わってほどんど線が出ませんでした。これは完全に「陰性」です。

私の勝手な思い込みかもしれませんが、ホルモン量は徐々に変化していくようなイメージを持っていたので、こんなにも急にほどんど出なくなるとは思っていませんでした。実際にはLH(黄体形成ホルモン)は、急激に増加し、急激に減少するそうなので、陽性になったらいち早くタイミングをとる必要があります

尚、ホルモンが出なくなり陰性になるというのは排卵が終わったということを示しています。妊娠したことから急に終わったのだとなんだか思いたくなってしまいますが、そもそもLH自体が急激に減少する性質を持っているとのことです。

排卵検査薬の購入方法

排卵日予測検査薬は調剤室を備えた薬局のみで販売できる「対外診断用医薬品」に分類されていましたが、2016年に規制緩和によってドラッグストアなどでも販売できるOTC(一般用医薬品)に変わりました。しかし、妊娠検査薬は売っていても排卵検査薬を売っているドラッグストアは多くなく、私自身も探しましたが店頭で見つけることができませんでした。

店頭で購入できない場合はAmazon等の通販サイトで購入することになります。個人的には通販サイトで購入する方が安くて数量が多いものを購入できるのでオススメです。Amazonでは12個入りを3,000円程度で購入でき、定価より1,000円程度安く購入可能です。

まとめ

「まだ若いし健康だからすぐ妊娠できる!」「妊娠してからどんどんお金がかかるのに、妊活にお金をかけるなんて・・・」とお思いの方もいらっしゃるかとは思うのですが、アプリで予測した排卵日と実際の排卵日がずれている可能性があります。早く妊娠したいのであれば排卵検査薬を使うことで妊娠の確率を上げられます。Amazonで購入すればランチ3回分程度で数ヶ月使えますので、困ってから購入するのではなく妊活を始めたらすぐの購入をオススメします。