アニヴェルセルのウェルカムスペース持ち込みルール

アニヴェルセル

結婚式準備の主要パートの一つとも言えるウェルカムスペースの準備。色々飾りたいけれど、どのくらいの量が飾れるのか、持ち込み料はかかるのかなど気になるところですよね。今回は私が挙式したアニヴェルセルみなとみらい横浜のウェルカムスペースの持ち込みルールについて紹介させていただきます。

この記事は2020年〜2021年時点の情報をもとに書かれています。また、写真などの情報はアニヴェルセルみなとみらい横浜のヴィラリヤドの情報を中心に掲載しています。同じアニヴェルセルみなとみらい横浜でもメゾン側の披露宴会場の場合は展示スペースなどが異なる可能性があります。

ウェルカムスペースで飾れる場所は4箇所

アニヴェルセルみなとみらい横浜のヴィラ側(リヤド・スイート・オランジェリー)で挙式する場合、ウェルカムスペースとして飾れる箇所は受付テーブル1つと小型のテーブル3つの合計4箇所となります。かなりの展示スペースがあるのでたくさんグッズを飾ることができます。受付終了後は披露宴会場にグッズを移動していただくことが可能なのですが、詳細は後述します。

スペース①:受付テーブル

受付テーブル(デモンストレーション)

新郎側のゲストと新婦側のゲストに分かれ、記帳やご祝儀の受け渡しをする受付テーブルです。正確な寸法は記録していないのですが、大きさとしては大人4人が並ぶことができる幅なので横幅は2mはあるものと考えられます。向かって右側が新婦。左側が新郎となります。
※現在はコロナ対策のため、写真のように壁に対して平行の配置ではなく斜めの配置となっています。

こちらはデモの写真ですが、ウェルカムボードや”Groom” “Bride”の案内板、ウェイトドールなどを飾ることが多いようです。

私達が挙式した際もウェルカムボードや案内板、ウェイトドールに加えてイニシャルオブジェや結婚指輪のデザイン画を飾りました。くまのウェイトドールは展示にも利用しましたが、披露宴の最後に両親に渡すプレゼントも兼ねました。

アニヴェルセルみなとみらい横浜のウェルカムスペース
挙式時の装飾
Groomと書かれた新郎側の案内板
Groomと書かれた新郎側の案内板
Brideと書かれた新婦側の案内板
Brideと書かれた新婦側の案内板

スペース②:受付横テーブル(エレベーター横)

受付横の展示用テーブル(デモンストレーション)

2つ目の展示スペースは先ほどの受付テーブルとエレベーターの間のテーブルとなります。ゲストの方はエレベーターでウェルカムスペースまで上がってくるので、最初に目に入るスペースとなります。幅は1m程度の大きさです。

受付横テーブル(何もない状態)

ゲストが最初に目にするスペースということで、印象には残りやすいですが、混雑してしまうと受付の邪魔になってしまいます。ですので、このテーブルは見て楽しむものを置くようにし、コメントを書いてもらったりドレス当てクイズをするなど時間のかかってしまうものは置かないことをおすすめします

私達が挙式した時は写真や結婚式のコンセプトを伝えるオブジェなどを展示しました。

挙式時の受付横の展示

スペース③&④:小型テーブル

残りの2箇所はウェルカムスペース内に配置された2つのテーブルとなります。

小型テーブル1
小型テーブル2

横幅は受付横テーブルと同じくおおよそ1m程度ですが、両端に電飾がついているのが特徴となります。その部分には展示ができないので、受付横のテーブルより若干飾れる量が少なくなります。

私が挙式した時は、一つはドレスあてクイズのサイリウムを選んでもらうテーブルとして利用し、もう一つはメッセージツリーを書いてもらうスペースとして利用しました。ちなみに、配置はプランナーさんにお任せとなります。事前に写真や図を用意しておくことで再現度が上がるので事前に準備しておきましょう。

ドレスあてクイズ用のサイリウムを選んでもらった
メッセージツリーのメッセージを書いてもらった

持ち込みのルール

アニヴェルセルのウェルカムスペース用のグッズに関してはあまり厳しいルールなどはありませんが、持ち込みの量については具体的なルールが決まっていることや、大型のものは事前相談が必要となります。

持ち込める量

ウェルカムスペース用の展示品の持ち込みは専用の袋2つ分までとなっています。サイズは、底面が約30cm×約50cm、高さが約50cmとなっています※。イメージしにくい場合はIKEAの青い買い物袋くらいと思っておけば大丈夫そうです。この袋をもらえるのが意外とギリギリなのですが、その時期からグッズを作り始めたのでは間に合いませんので、持ち込み量を確認しつつ制作してゆくのが良さそうです。

※柔らかいものなので、若干のズレがある可能性があります。また、個体差がある可能性があります。

グッズ持ち込み専用のバッグ。2つ分まで持ち込み可能。

写真のように枝を持ち込む場合など若干長さがはみ出てしまうこともありますが、極端に長かったりボリュームが無い限りは許容範囲のようです。(枝も仮に折って入れたとしたら体積としてはカバンに入るサイズなので、折ったりした時に入るサイズならOKそうです)

ちなみに、バッグ2つに絶対に収めなければならないわけではなく、追加料金を払えばバッグ2つ分以上持ち込み可能です。ただし、限度がある可能性があるので事前にプランナーさんに相談しましょう。また、バッグ2つに収めなければならないのはあくまでもウェルカムスペースに必要なものなので、両親へのプレゼントとしてあげるウェルカムドールなどは含みません。私が挙式した際もウェルカムドールはプレゼントとして持ち込みつつ、ウェルカムスペースに飾っていただきました。

コロナ対策に注意!

現在、コロナ対策として、メッセージを書くためのボールペンの使い回しやペンライトの受け取りなど同じものを複数の方が触る可能性がある展示をする場合はテーブルごとにアルコール消毒のボトルを1つ持ち込むこととなっています。例えば、メッセージツリーのテーブルを1つ・ドレス当てクイズのテーブルを1つ作った場合はアルコールボトルが2つ必要になります。意外と嵩張るものなので、バッグに入りきらなくならないように注意をしましょう。

風船は当日に膨らませる

風船を展示したい場合は膨らませた状態で持ち込むことも可能ですが、持って行くのも大変ですし、グッズの事前搬入は1週間前からと人によってはかなり早いタイミングで渡すことになるのでしぼんでしまう可能性も・・・。綺麗に飾るのであれば当日身支度をしている間に膨らませることになります。新婦は支度が多くてその余裕はないので、新郎がお支度の間に膨らませることになります。

当日、お支度に入っている状態で膨らませるので、失敗してしまった時用の予備を用意しておいた方が良いかと思います。また、あまりにも大量の風船は膨らませる時間が足りないかもしれないことや、ハプニングなどで全く膨らませる時間が無い場合も想定して、風船が少ない・あるいは全くなくても成立する展示にしておくのが良さそうです。

ろうそくや布の持ち込みもOK

コミケやデザフェスに出展したことがある方が地味に気になるのが、燃えるものを持ち込めるかどうかかと思います。イベントでは事前の登録が必要だったり、布は防炎のものである必要がありますが、そういった点は気にせず持ち込みが可能です。ただし、ろうそくの点火はできません

ろうそくは点火しないとなんだか寂しいものもありますが、ちょっとした工夫で点火しなくても華やかになる方法がありますので、こちらの記事を参考にしてみてください。

持ち込みに事前相談が必要なもの

等身大パネルやサーフボードなど大きなものを飾りたいカップルもいらっしゃるかと思います。あるいは、ウェルカムボードが大きくてカバンに入らないなど大きなものを展示したい場合があるかと思います。大きなものについてはプランナーさんに相談が必要とのことですので、予定がある方は相談してみてください。

持ち込み料金について

アニヴェルセルでは持ち込み料という概念がありません。持ち込めるものは無料で持ち込めます。よって、ウェルカムスペースに飾るものは種類や量に関係なく無料で持ち込むことができます。反対に持ち込めないものは一切持ち込むことができません。

持ち込み禁止のもの

生ものなど一部持ち込みが禁止されているものがあります。別記事にて詳しくまとめているので、気になる方はチェックしてみてください。

受付終了後は披露宴会場にグッズを移動可能

ウェルカムスペースのみの展示ですと、意外とみてもらえる時間が少ないものです。メッセージを書いてもらったり、ドレスあてクイズを考えてもらったりするとゲスト全員に行き渡らない可能性も大いにあります。特に時間ギリギリにきたゲストや遅刻してきたゲストは見てもらえません・・・。

事前にプランナーさんにお願いをしておけば、ウェルカムスペースに飾っていたグッズを披露宴会場に移していただくことが可能です。配置はプランナーさんにお任せとなってしまいますが、なるべくウェルカムスペースの配置を再現してくださいます。また、メッセージを書いてもらうものや、ドレス当てクイズのサイリウムが行き渡っていない場合は司会の方からアナウンスしてくださるので安心です。

ウェイトドールなど披露宴の時間でプレゼントされるものなどはこのタイミングで回収されます。私の場合は受付テーブルに飾ってあったくまのウェイトドールがこのタイミングで展示から外されています。

受付テーブルのグッズとメッセージツリーが披露宴会場に移動
受付横テーブルのグッズが披露宴会場に移動

まとめ

アニヴェルセルの持ち込みルールはあまり厳しくなく、持ち込みの量を守っておけば概ね問題ありません。持ち込み専用のバッグをもらえるのが意外とギリギリで、どのくらい持ち込めるか感覚が掴みにくいかとは思いますが、4テーブル分の装飾ができるのでかなりの量を持ち込むことができます

ウェルカムスペースにこだわりたい!という条件で結婚式場探しをしている花嫁さんは、まずは実際に見学して式場の雰囲気や広さなどをみることをオススメします。

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