妊活でよく見る「リセット」とはどういう意味?

妊活

SNSやブログなどで妊活中の方の投稿でよく見かける「リセット」という言葉。これまで妊活をしたことが無いと、何がリセットされたのかわからないこともありますよね。今回は妊活の「リセット」の意味について解説します。

妊活の「リセット」の意味

妊活における「リセット」とは、生理がきて妊娠日数のカウントがリセットされたということ。つまり妊娠していなかったということを意味します。

妊娠の日数は最終月経の開始日からカウントがはじまります。妊活をしていて、前の生理から妊娠日数を数えて楽しみに待ってたけれど次の生理が来てしまった時に「リセットした」といった使い方をします。「生理来た」とSNSに投稿すると少し生々しい感じがするので妊活している人意外にはわからないようにマイルドに言い換えていると考えられます。

「リセット」という言葉を使う時は妊娠を期待していたけど外れてしまったということなので、どちらかというとネガティブな意味合いで使われますが、ポジティブ・ネガティブ両方あります。妊活をはじめたばかりの頃や若くて余裕がある時は「リセットしたからお酒飲めるしお寿司も食べられる」といったポジティブな捉え方をした形で使われることもあります。一方で、長い間妊活を続けても妊娠しない場合や不妊治療をしている場合は「またリセットしちゃった」というように今回も妊娠できなかったという意味で使われます。

妊娠日数の考え方

妊活における「リセット」という言葉を理解する上で知っておきたいのが妊娠日数の考え方です。冒頭で述べたように妊娠日数は生理初日を0日目としてカウントするルールとなっています。例えば、生理初日から数えて24日目に次の生理が来た場合、2回目の生理前日は妊娠23日目とカウントされますが、2回目の生理が来た瞬間に妊娠してなかったことでカウントがリセットされて妊娠0日目という数え方になります。

反対に2回目の生理が来ず、妊娠がわかった場合はそのまま妊娠24日目、25日目、26日目・・・とリセットせずにカウントできるということです。

25日周期の場合の妊娠日数の数え方とリセットのタイミング

まとめ

妊活中の方が「リセットした」と言っている時は、妊娠を期待して毎日日数を数えてドキドキしていたけど実際は違っていたということになります。本人がポジティブに捉えていたとしても「リセット」というのは妊活中の人間にとって少なからずショックなことなので、もし身近に「リセット」という言葉を使っている人がいたら優しく接してあげましょう。実際に妊活をはじめてみると、毎月毎月「今月こそ・・・!!」と思っていたのに生理がくると、また来月か・・・と結構落ち込んでしまうものです。人生でこれほど1ヶ月が長いと感じたことがないくらいメンタルが凹みますので、変に励ますよりもつらさに寄り添ってもらえた方が嬉しいかと思います。