引越しで家具に傷がついてしまった時はどうする?

インフォメーション

引越しをするとなるとどうしても家具を運び出して移動させなければなりません。引越し屋さんも十分注意して運んでくれるものの、トラック内で他の荷物や家具にぶつかってしまったり、分解や設置の時に傷ついてしまうことも・・・。そんな時の対処法についてご紹介します。

9月にマイホームを購入して引っ越してきた際にダイニングで使っている椅子が引越しで傷ついてしまいました。その時の経験を元に対処法をご紹介します。

傷や凹みが椅子3脚についてしまいました

傷に気付いたらすぐに引越し屋さんに伝える

引越し屋さんが引き上げる前にその場で伝えるのがベスト

家具の傷に気付いたら少しでも早く引越し屋さんに伝える必要があります。その際に、引越し荷物が運び入れられて確認をするタイミングで伝えられるのがベストです。なぜなら、それを逃してしまうと引越し屋さんのせいで傷がついたのか、生活で使っていて傷がついたのか分からなくなってしまうためです。

傷に気付いた時点で写真を撮っておくと日付や時間とともに傷の様子を記録できるので、証拠として残しておきましょう。

引越し後に気付いた場合はコールセンターに電話を

荷物が多い場合や、目立ちにくい場所だった場合は引越し当日には気づけず、後日気がつくこともあるかと思います。あるいは、小さい傷だったのでその場ではまぁいいかーと思ってしまったり、運んでくれた本人を前にして言い出せない・・・ということもあるかと思います。その場合は諦めずにコールセンターやお客様窓口などに連絡してみましょう。

何にどのような傷がついてしまったのか聞いてくれるほか、傷の様子を見に社員の方が家に来てくれる場合もあります。

傷を修復しに来てくれる

引越し屋さんの会社にもよりますが、傷がついてしまったことを伝えると後日傷を修復しに来てくれます。厳密には引越し屋さんが手配してくれた業者さんが直しに来てくれます。

木が凹んでしまったところまで元どおり・・・とはいかないものの近くで見ても傷が目立たないようにニスのようなもので塗装してくれるので、傷がついてしまったショックは和らぎます。引越したばかりの頃は引越しの記憶と傷がついた記憶が結びついて強く残りますが、そのうち忘れられると思えるくらいにはキレイに修復してくれます。

なるべく早く丁寧に伝えるのが大切

私が引越しをした時は荷物を運び入れ終わった時点で傷に気付いていたものの、安物の椅子だし、すごく頑張ってくれた本人を前にしてなんだか傷のことを言い出しにくくなってしまい当日はそのまま過ごしてしまいました。・・・ところが、翌日以降に「傘がなくなっている」「箱に書いてあった運び先と実際に運ばれている部屋が全然違う」など色々なトラブルが発覚してアンケートのハガキにそのトラブルについて書いたところ、後日電話をもらって傷の様子を見にきてもらったり修復してもらったりしました。

しかし、たまたま引越し屋さんの会社に余裕があって親切だったということも考えられるので、なるべく引越し屋さんのせいで傷がついてしまったことを証明できるようにその場で伝えるのがベストだと感じました。その場で気づけなくてもなるべく早めに電話をすることで緊迫感も伝わるので、気付いたらとにかく早く連絡した方が良いと思います。また、トラブルのことを伝える時はクレーマーだと思われてしまわないように、丁寧かつ冷静に伝えた方が良い対応をしてもらえるかと思います。我が家の家具は安物でしたので簡単な修理で納得できましたが、高級品の場合はその旨も伝えて場合によっては修復ではなく損害賠償なども交渉した方がよさそうです。

引越しで家具に傷がつかないのが一番良いですが、万が一傷がついてしまった時は早めに連絡して早めに修復してもらいましょう。